
中海、宍道湖の北側に位置する島根半島。
西端の日御碕から東端の地蔵崎に至る東西65km、南北15~ 20kmの半島で、その最東端にあるのが美保関町(みほのせきちょう)です。元は八束郡でしたが2005(平成17)年に松江市と合併し、現在は松江市美保関町となっています。
同町の中心街である美保関港周辺は静かな入江で、島根県でも有数の古社・美保神社や弁天波止場など、歴史と風情ある町並みが残されています。
今回は、美保関にある舟屋と、その付近の町並みの3Dスキャンを行いました。舟屋といえば、重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)となっている京都府与謝郡伊根町のものが有名ですね。
こちらの舟屋も江戸時代に建てられた歴史と趣のある貴重な建造物ですが、残念ながら空き家となってしまったため、現時点での情報をデジタル保存するのがその目的です。
将来的な保存・活用検討時に、写真や映像を補完してあまりある貴重な基礎データにもなるよう、VRコンテンツとして作成を進めていきます。
松江観光協会美保関支部公式HP 美保関