明日香村


新たなVRシステム「トブトリVR」開発を推進

奈良県明日香村で、地域文化・社会資源のDX事業を行っています。中央集権律令国家体制誕生の地である明日香村には、現在も遺跡・景観などたくさんの歴史的風土が残っています。高松塚古墳や石舞台古墳、キトラ古墳などの遺跡だけでなく、日本棚田百選の一つである稲渕の棚田など、四季折々の美しい景観が見られるまさに「日本人の心の故郷」のような村です。まさに、「大和は 国のまほろば たたなづく 青がき 山ごもれる 大和し 美 (うるわ)し」(古事記 倭建命)を体感できる場所です。

現在明日香村では、村全体を「屋根のない博物館」と捉え、「明日香まるごと博物館づくり」を推進しています。
この事業に関連し、弊社では明日香村の遺跡や景観など歴史的風土や春夏秋冬を仮想時空間で体験できるVRコンテンツの制作を進めています。
明日香村全体を空から見渡し、空中散歩をしながら、見学したい遺跡に着地し、VRでその遺跡を体感するというシステムで、通称『トブトリVR』。
明日香(=飛鳥)を鳥のように自由に飛び回りながら、風土を楽しみ、遺跡を理解する。このシステムにより、本来であれば季節ごとに訪れなければ体感できない四季折々の景観を楽しむことができ、普段見ることのできない非公開エリアの見学が可能となります。

システムの開発に向け、ドローンでの空撮による村全体の計測、個々の遺跡の計測・VR化を進めています。

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