日本最大級の方墳
蘇我馬子(551?-626)の墓と伝わる石舞台古墳。
奈良県明日香村のほぼ中央北側に位置し、国営飛鳥歴史公園石舞台地区の中核となっています。
18世紀後半、本居宣長の著述にもその様子が書かれるなど、古くから墳丘上部の封土は失われていたようで、石室の巨大な天井石が露出する独特の外観から「石舞台」と呼ばれるようになったといわれます。
古墳を構成する30数個の岩の総重量は約2300トン、天井石は約77トンと言われ、被葬者が生前かなりの地位と政治力を持っていたことが推察されます。
1933(昭和8)年~35(昭和10)年の発掘調査により、方形で周囲に堀があったこと、また元々あった6世紀代の小古墳を壊して築造されていたことなどが確認され、古墳時代後期でも最も遅い時期となる7世紀初め頃の築造と推定されています。その後、1935(昭和10)年に国史跡に指定され、1952(昭和27)年に特別史跡となりました。
飛鳥のシンボルともいえる同古墳を3D化したいという明日香村の要請を受け、本コンテンツを制作しました。
行かれた経験のある方も、車椅子など石室内部への移動が難しい方も、ぜひ本ページ下部「デモ公開URL」より、石舞台古墳の魅力をゆっくりとお楽しみください。
3D化対象案件 | 石舞台古墳(国特別史跡) |
制作・開発期間 | 2022年7月〜2023年3月 |
デモ公開URL | https://my.matterport.com/show/?m=jwAPXcUyjFJ |
国営飛鳥歴史公園HP(石舞台古墳) | https://www.asuka-park.jp/area/ishibutai/tumulus/ |