防災VRを作成|京田辺市・木津川氾濫モデル


水没した京田辺市

《災害時のまちの姿を、VRで体験する》

SOCRAHでは、3D・XR技術を活用した空間のデジタル化と、そのデータをさまざまな分野で活用する取り組みを進めています。

このたび、防災・減災教育への活用を想定した「防災VR」が完成しました。
防災VRは、実際のまちを3D地図で再現し、ハザードマップの想定をVRで目の前に映し出す防災・減災教育用のコンテンツです。
自分の家、通学路、避難所がどうなるのかを、地図を読むのではなく「見て、歩いて」確かめられます。

その第1弾として、京都府京田辺市で木津川が氾濫した場合(想定最大規模・浸水深3m基準)を想定し、制作しました。
このコンテンツを通じて、地域の災害リスクをより具体的に伝え、自治体による防災・減災教育の充実と、住民一人ひとりの備えにつなげていきたいと考えています。

できること

  1. まち全体を飛んで見る:市役所の上空から、市内のどこへでも自由に飛べます。地面や水面に降りて歩くこともできます。
  2. ふだんと災害時をボタンひとつで切り替える:晴れた日のまちから、曇天と雨の中で水位が上がっていく様子へ。その場で見比べられます。
  3. 救助活動の現場を巡る:水際で活動する自衛隊・消防・救急、ボートやヘリによる救助を、市内15か所で見られます。洪水とは別に起きた二次災害(避難所の火災)も再現しています。
  4. 音でも伝える:ふだんの街の音、雨の音、ヘリのローター音やサイレンが場面に合わせて流れ、より臨場感をもって災害時の状況を体感できます。

特長

  1. 公式のハザード情報がベースに:浸水の範囲と深さは、国の洪水浸水想定区域と標高データから作っています。
  2. 操作が簡単:使うのはスティックと数個のボタンだけ。小学生からご高齢の方まで、体験者向けの操作マニュアルを見ながら体験できます。
  3. 他のまち・災害にも:土砂災害、津波、地震、火山噴火などの想定や、避難所の建物内部の再現にも対応します。
  4. 幅広い活用シーン:防災訓練、学校の防災教育、地域の防災講座、市のイベントや庁内研修など。

体験の流れ

体験は1人5〜10分が目安です。ヘッドセットをかぶると、市役所の上空から始まります。

  1. 通常時:晴れた日のまちを飛び、自宅や駅、川の位置を確かめます。
  2. 災害時:右のトリガーで空が曇り、雨の中で川があふれて水位が上がっていきます。水際や水の中では火災も起きています。水面に降りて、自分のいる場所の深さを体感できます。
  3. 救助活動:グリップを握るたびに、救助現場の上空へ移動します。自衛隊・消防・救急の活動、ボートやヘリでの救助、避難所の火災を順に見て回れます。
  4. 振り返り:体験のあと、ハザードマップで自宅や避難所、避難のタイミングを確認することで、災害への備えについて理解を深めることができます。

導入までの流れ

  1. ご相談:対象の地域、掲載する災害、使う場面を伺います。
  2. お見積もり:参考価格をもとに、内容に合わせてお出しします。
  3. データの整理:ハザードマップ、標高、道路などの公開データから想定を作ります。
  4. 制作・確認:途中経過を画像や試作版で確認していただきます。
  5. 納品:Windows版のアプリと体験者向け操作マニュアルをお渡しします。体験会の運営もお手伝いできます。

よくある質問

Q. どんな機材が必要ですか?
A. Meta QuestなどのVRヘッドセットと、VRに対応したWindowsパソコン(NVIDIAのグラフィックス搭載)をケーブルまたは無線でつないで使います。機材選びもご相談ください。

Q. インターネットは必要ですか?
A. 必要です。まちの3D地図を体験中に読み込むため、安定した回線をご用意ください。

Q. VRに慣れていない人や子どもでも体験できますか?
A. はい。操作はスティックと数個のボタンだけです。ただし、VRヘッドセットにはメーカーが定める対象年齢があります。酔いやすい方は、座って短い時間から体験してください。

Q. 浸水の様子は正確ですか?
A. 国の洪水浸水想定区域(想定最大規模)と標高データをもとに再現しています。ただし、想定を分かりやすく見せるための表現であり、実際の水の流れを計算したものではありません。避難の判断には、自治体のハザードマップと避難情報等をお使いください。

Q. 自分のまちでも作れますか?
A. 作れます。全国の市町村に対応できます。対象地域の面積と掲載する災害で価格が変わりますので、参考価格をご覧ください。

Q. 洪水以外の災害にも対応できますか?
A. 土砂災害、津波、地震、火山噴火などに対応できます。複数の災害を切り替えて比べることも可能です。

Q. 制作期間はどのくらいかかりますか?
A. 水害のみの基本版で1〜1.5か月が目安です。掲載する災害や作り込みによって変わります。

Q. 体験会の運営も手伝ってもらえますか?
A. はい。機材の設定と立ち会いを「体験会の運用支援」としてお受けしています。

Q. 費用はどれくらいかかりますか?
A. 原則、個別お見積もりとなりますが、モデルケースの価格情報を掲載していますので、目安としてご参照ください。 👉参考価格へ

防災VRの導入や活用について、ぜひお気軽にお問い合わせください。


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